「生命線が短いけど、短命でしょうか」割とよく聞かれる質問です。手相の詳しい見方を知らなくても、生命線という名前から直感的に、寿命と関係あるイメージをもっている人が多いようです。間違いではないのですが……
生命線が短いから、手相をみてもらうのが嫌だ、という話も実際に聞いたことがあります
確かに、生命線の長い人は長寿の傾向があるのは本当です。でも、生命線の短い人は早死するかというと、それは全く関係ないです。そもそも、生命線が平均より短い人はたくさんいますし、短くて長寿の人だってたくさんいます。だから、不安になる必要はありません。ここでは、生命線が短くても長生きする手相の具体例をいくつか紹介します。
目次
生命線の長さの平均
まずは、生命線の長さが長い、短いの判断基準を知りましょう。長さの目安は、人差し指の下のラインから手首のラインまでの長さを四等分して、下の1/4より長いと平均的。短いと平均以下。
年齢は手相によって異なりますが、画像だと①の場合は55歳くらい。日本人の平均寿命は男女ともに80歳を超えていますから、55歳が寿命とすると短命です。②は81歳くらいですが、手首線の手前くらいの長さになると100歳を超えます。
生命線が短くても長生きする手相の例
線の長さが平均より短くても、ほとんどの場合、違う線が意味を補っているので心配ありません。それどころか、長寿の相になっていることも。それでは、生命線の短さをカバーする手相例をみてみましょう。
生命線と運命線の間に橋渡しの線がある
①のように、生命線と運命線の間をつなぐ線があると、運命線が生命線の役割をするので、長い運命線と同じ意味になります。この線は、たいてい薄い線ですから、よく見てください。②のように、生命線が運命線がくっついているか、くっついていなくても近くにある場合は、生命エネルギーが補強されます。③のような運命線の形も、生命線の短さを運命線が補います。
しっかりした運命線がある
左右どちらかの手に、はっきりと運命線だとわかる線がある場合も、短命にはなりません。運命線自体、全くない人も珍しくないので、あるだけでも目標をもって人生を歩んでいることを示します。運命線が濃くて長さもあるなら、短命はありえず、人生後半もパワフルに活動していくでしょう。
金星丘のふくらみ
親指の下、生命線の内側部分が金星丘です。この部分がふっくらしている人は、体力があって健康な人です。生命線が短くても大丈夫。
生命線が二本以上ある(二重生命線)
生命線が二本以上あると、生命線の弱さを補います。免疫力や抵抗力が強いので、病気や怪我も乗り越え、少しぐらいのことではへこたれないタフな人です。生命線が短くても、全く問題ありません。
生命線がないor短すぎる
生命線がなかったり、短すぎる場合でも、今までご紹介したパターンに当てはまっていれば、問題ありません。どれにも当てはまらない場合、生まれたときに難産だった可能性があります。自分が生まれたときの状況について、確認してみましょう。出産のとき大変だったなら、寿命とは関係ありません。
まとめ
生命線が短いから、寿命が短いと判断できるケースはほとんどありません。逆に生命線が長くても、何らかの原因で短い人生となってしまうこともあります。つまり、生命線の長さだけで、寿命はわかりません。生死に関わることは、とてもナイーブな問題です。安易に寿命を断じたり、短命だと思いこむことはやめましょう!
短くても問題ないケースがほとんど!安心して!