開運線とは生命線から中指の土星丘に向けて伸びる線や、薬指の太陽丘に向けて伸びる線をいいます。この線が出ている流年には、就職や転職、出世、独立開業、婚約や結婚、出産、新居購入など、開運につながるイベントが起こる可能性が高いことから、大変重要な線です。ここでは、開運線の見方について解説します。
目次
開運線の位置と流年
開運線は、①生命線から中指に向かう線と、②金星丘から中指に向かう線と、③生命線から薬指に向かう線があります。ほかに、運命線から伸びる線を開運線とよぶこともありますが、ここでは省略します。画像ですと長めの線ですが、短くても開運線としてみてください。
生命線から中指に向かう線(努力運命線/努力開運線)
生命線から中指に向かう線は、開運線であると同時に運命線でもあります。そして中指の付け根の丘を土星丘といい、忍耐力や持久力、努力などを意味することから、「努力運命線」「努力開運線」ともよばれます。この線を持つ人は、努力することが開運につながります。悩みや苦労も自力で乗り越え、忍耐強く試練に耐え、努力が実を結び成功をつかみます。流年をみると、そのタイミングがわかります。叶えたい夢や目標がある人は、この線が出ている年齢を目安に、達成時期を決めるとよいでしょう。
生命線の内側(金星丘)から中指に向かう線
生命線の内側から中指に昇る線も、開運線であると同時に運命線ですので、今後の人生を知る上で重要な線です。生命線の内側は金星丘といい、家族や兄弟、親戚などを意味します。その金星丘から線が出発しているということは、この線が出ている流年で、身内の援助で開運すると読みます。「跡継ぎ相」とも呼ばれ、親の事業を継いだり、遺産相続をあらわすことも。
生命線から薬指に向かう線
生命線から薬指下の太陽丘に向かう線は、開運線であると同時に太陽線です。この線が出ている流年で、地位や名声、富が手に入ります。この線が長く太陽丘まで伸びていると、意味が強まります。成功者として有名になる人の手によく見られる相なので、この相を持っている人は、自信を持ってください。努力によって夢が叶います。
開運線が薄い・濃い
開運線は濃い方が、より印象的な出来事が起こります。ですが、薄くても、開運につながる出来事が起こりますので、明るいところでよく見て、見逃さないようにしましょう。
開運線が短い・長い
開運線の大半は、短い線です。短くても開運線には変わりありません。何らかのチャンスや環境の変化があるでしょう。長い線があるなら要注目!よりインパクトのある出来事が起こるでしょう。
開運線が複数ある
開運線がたくさん出ている人は、運気の流れがよい人です。開運と思えるような、嬉しい出来事が多く、幸せな人生を送ります。ちなみに開運線がないからといって、悪い意味はありませんし、幸せになれないわけではありません。手相はあくまで主観的な印象が出るので、開運線が多いと、自分にとっての転機が多く起こっていることになります。同じ出来事でも、印象が弱ければ、線として出ないことがあります。
ちなみに三本以上開運線があると、「昇り龍線」になります。何本もある人は、こちらの記事も参考にしてください。
開運線と向上線の違い
開運線と向上線の違いは、線の向きです。線がどの指に向って伸びているかによって見分けます。中指に向かっていれば開運線、人差し指に向かっていれば向上線です。向上線は、目標を見つけて頑張る人に出る線です。向上線についてもまとめていますので参考にしてください。
まとめ
開運線は、自分が一生懸命生きてきた証であり、これからの道しるべでもあります。開運線がある人は、自ら積極的に動く活動的な人です。努力して未来を切り拓き、成功を手にします。あったら嬉しい線の一つです。
自分の手に開運線をみつけたら、それが何歳に起こるのか、流年法で確認してみましょう。過去を検証してみるのもよいでしょう。